【ビジネス書厳選】起業や経営に興味があり、リアルを知りたいという方向け“ノンフィクションビジネス書”おすすめ10選

おすすめビジネス書

起業の実話が書かれたビジネス書

私は、経営者の起業の実話がとても好きで、よく読みます。やはり経営のリアルは、本当に泥臭く、以外とビジネスをしていれば、なんとなくわかる!ということも結構あります。

「スタートアップ転職」というこのメディアも、自身が起業するわけではないとは思いますが、今は有名な会社でも創業があり、どうにもならないようなどん底を経験して、それでも諦めずに、突き進んだ先が今に通じているということです。つまり、そういう経験をスタートアップに転職することで得られる可能性もあります。

ストーリーとして面白いと感じるものもあるので、小説のように一気に読めてしまうものもありますので、ぜひ興味がある経営者の本は読んでみてください。

1:破天荒フェニックス/田中修治

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) 

おすすめ度:5.0

今やメディアにもよく出ている田中修治社長がメガネチェーン・OWNDAYSの死闘の日々を自ら描く、ノンストップ実話ストーリーです。

ページ数は多いですが、それを感じさせず、小説のように読めます。

まさに絶望と希望を繰り返す起伏のあるストーリーは本当にドキドキ・ワクワクして最後まで一気に読んでしまえます。そして、経営者の決断力や苦境に立っても乗り越えていくところなど学びも多いです。

2:起業の天才!江副浩正

起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

おすすめ度:4.9

リクルート創業者、江副浩正さんの本です。私もリクルートに11年いましたので、リクルートのすごさを本当に感じていました。

私と同じ世代以上の方々は戦後最大の企業犯罪「リクルート事件の主犯」として人々に記憶されているでしょう。

ただ、リクルートとはどういう会社なのか?何がすごいのか?どうしてここまで成長したのか、マインドや考え方など勉強になることも多くあります。リクルートに少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください。

3:突き抜けろ/三木谷浩史

突き抜けろ 三木谷浩史と楽天、25年の軌跡 (幻冬舎単行本) 

おすすめ度:4.9

楽天創業者、三木谷浩史さんの本です。今や楽天もネット、金融、そして通信など幅広い事業を展開されているリーディングカンパニーです。

そんな楽天も創業は6人でスタートしたベンチャー企業。創業当時はまだネットでモノは売れないと揶揄されていた時代、楽天市場の初月の売上げはたった数万円だったようです。ここから25年どのように会社を大きくしてきたのか。なぜ社運をかけてまで携帯電話事業にこだわるのか、経営幹部の15人超にインタビューもあり、結構どんどん読めてしまいます。

4:大きな嘘の木の下で/田中修治

大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ (NewsPicks Book) 単行本 –

おすすめ度:4.8

1で紹介した「破天荒フェニックス」著者の、田中修治さんの本です。経営で失敗した経験というマイナス面が多く語られています。
成功の法則は人の数だけありますが、失敗のパターンは決まっていると書かれています。

ただ、失敗しない様にやめておこうではなく、失敗した経験から行動した方が良い、失敗しても行動をやめなければ挑戦になる、ということを認識させてくれる本です。

5:不格好経営

不格好経営: チームDeNAの挑戦

おすすめ度:4.7

DeNAの創業者・南場智子さんの代表的な著書です。

失敗を力に変えることに長けている南場さん。どんなに華々しい成功例よりも、経営は不格好で良い、『とにかく諦めずに取り組む姿勢』や『こんな失敗をしてきた』ということのほうがずっと参考になるはずだから、あえてそれを書いたというだけあって、本当に泥臭くて、経営の大変さも当然あると思いますが、面白さや達成感は何よりも変え難いということを知ることができる一冊。ライトに読めるので空き時間などにぜひ読んでみてください。

6:起業のすすめ/佐々木 紀彦

起業のすすめ さよなら、サラリーマン

おすすめ度:4.6

元NewsPicks創刊編集長の佐々木さんの著書です。

起業は決して若い人だけのものではありません。佐々木さんもサラリーマンを18年間した後に、起業されました。こちらのメディアを運営している私も40歳で起業。その時に背中を押してくれた本です。

佐々木さんが起業する上で、悩んだこと、知りたかったことを、100人以上の起業家やプロフェッショナルへ徹底取材され、絶対に成功する秘訣が詰め込こまれた一冊となっています。40代以上のスタートアップに興味がある方は必読です。

7:渋谷ではたらく社長の告白/藤田 晋

渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉

おすすめ度:4.5

今やABEMATVなどでも有名で日本を代表する企業となったサイバーエージェントの藤田さんのはじめての著書です。

二十一世紀を代表する会社を作りたいというビジョンのもと、サイバーエージェントの設立により実現。しかし、起業当初は苦労の連続。ITバブルの崩壊、買収の危機、社内外からの激しい突き上げ……。孤独と絶望、そして成功のすべてを赤裸々に告白したノンフィクションの本ですが、まさに小説やドラマのようで、読みやすいです。私も何度も何度も読みました。ぜひ一度は読んでみてください!

いかがでしたでしょうか。起業のノンフィクション本をご紹介しました。いずれもとても刺激がもらえるので、スタートアップ転職に興味がある方も、経営者の視点は必要だと思います。ぜひ経営者のことを知りたい方は是非読んでみてください。